便秘の種類について

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便秘の種類


便秘にはいくつか種類があります。それぞれの便秘は、その特徴も原因も違っています。便秘の種類によって対処法も違ってきます。一刻も早い便秘解消のためには、自分の便秘がどの種類の便秘にあてはまるのか、しっかりと把握しておく必要があります。今回は、それぞれの便秘の主な特徴と原因についてお伝えします。

便秘は原因によって種類が異なる


便秘になってしまう原因は、一つではありません。一般的に、便秘は「機能性便秘」と「器質性便秘」に大別されます。

機能性便秘とは?

便が作られるプロセスや、排便のメカニズムに問題あるために引き起こされる便秘です。多くの方がお悩みの便秘の大半が、この「機能性便秘」に該当します。機能性便秘は、「急性便秘」「慢性便秘」「医療性便秘」に分類されます。「慢性便秘」は、さらに「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」「直腸性便秘」の3タイプに分かれます。

器質性便秘とは?

腸そのものに、問題がある場合に引き起こされる便秘です。器質性便秘は、さらに「先天的器質性便秘」と「後天的器質性便秘」に分類されます。


それぞれの便秘についてさらに詳しく見ていきましょう。

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急性便秘とは?−機能性便秘


急性便秘は、何らかの原因で、一時的に腸のぜん動運動が低下してしまい、排便がうまくいかないために引き起こされます。急性便秘は一時的なので、その原因を取り除くことで、腸のぜん動運動が元通り機能すれば、比較的容易に便秘解消が望めます。

急性便秘の主な原因

  1. 食物繊維不足
  2. 水分不足
  3. 環境の変化による精神的ストレス
  4. 運動不足
  5. .ダイエット

慢性便秘とは?−機能性便秘


慢性便秘は、文字通り、排便できない状態が慢性的に起こってしまう便秘です。恒常的に便秘に悩んでいる方の大半は、この慢性便秘です。慢性便秘は、主となっている原因によって、さらに以下の3タイプに分類されます。

1.弛緩性便秘

腸のぜん動運動が、一時的ではなく常に低下している、腹筋が衰えているなど、便を押し出す力が不十分になっているために引き起こされる便秘です。運動不足による筋力の低下(特に腹筋や腸周辺の筋肉の低下)が主な原因です。

2.痙攣(けいれん)性便秘

主にストレスが原因で、自律神経のバランスが乱れることで、引き起こされる便秘です。腸をコントロールしている自律神経(副交感神経)がうまく働かず、ぜん動運動が鈍ったり逆に過剰に反応するなど、機能異常を起こしてしまうために起こります。ぜん動運動の機能が鈍った場合は便秘に、逆に過剰に反応した場合は下痢になってしまいます。

3.直腸性便秘

便が直腸までたまってきているのにもかかわらず、便意が起こらないために引き起こされる便秘です。我慢して無理に便意を抑える、浣腸の乱用などが主な原因です。

便秘で悩んでいる方の大半は、この慢性便秘ですが、上記の3つ(弛緩性便秘、痙攣性便秘、直腸性便秘)が複合的に重なって、重度の慢性便秘に陥ってしまっている方が多いのが現状です。

医療性便秘とは?−機能性便秘


医療性便秘は、病気の治療過程で投与される薬の副作用によって、腸の働きが低下するために引き起こされる便秘です。医療性の便秘は、担当医師の管理の下で、適切な便秘対策が行われる必要があります。

先天的器質性便秘とは?−器質性便秘


生まれつき腸が長すぎるなど、先天的に腸そのものに問題があるために引きこされる便秘です。この便秘は、幼少期から便秘に悩まされるのが特徴です。

後天的器質性便秘とは?−器質性便秘


大腸にポリープなど、腸に何らかの疾患があり、便の通り道が狭くなることで引き起こされる便秘です。また、子宮筋腫や卵巣嚢腫など病気が原因で、周辺の臓器に圧迫されて、腸の通り道が狭くなって引き起こされる場合もあります。

いずれの場合も、原因となっている疾患を一刻も早く治療する必要があります。

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