れんこんに含まれる食物繊維と便秘への効果について

れんこんは食物繊維が豊富だけど便秘に効くの?

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れんこんに含まれる食物繊維と便秘への効果


食物繊維を豊富に含む食材は、便秘解消に効果的だと言われています。しかし、いくら食物繊維が豊富な食材を食べても、いっこうに便秘が解消しない場合もあります。では、れんこんの場合はどうなのでしょうか?食物繊維が豊富なれんこんの便秘解消効果についてお伝えします。

便秘解消のためには食物繊維の摂り方が大事


確かに食物繊維には、便通をよくする働きが認められています。しかし、そうであるからといって、ただやみくもに食物繊維の多い食材を摂ってても、必ずしも便秘が解消するわけではありません。むしろ、逆効果になる場合もあるくらいです。

食物繊維には、それぞれ性質も働きも違う、不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維があります。不溶性の食物繊維は、水分を吸収して膨れ上がる性質を持っています。この性質により、不溶性食物繊維は、便のかさを増やすことで腸内を刺激して、便通を促す働きが望めるのです。

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水溶性の食物繊維は、水に溶けてジェル状になり便の水分量を増やします。その結果、便は軟らくなり、スムーズな排出が望めます。また、水溶性食物繊維は、腸内に棲む善玉菌のエサとなり増殖を助けることによって、腸内環境を善玉菌の多い良好な状態に導きます。

便秘解消のためには、この両方の食物繊維がバランスよく働いてくれることが必要になってきます。ちなみに、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は、2:1の割合が、最も理想的なバランスと言われています。

食物繊維が豊富な食材の中には、不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維のバランスがどちらかに極端に偏っているものもあります。そのような食材を食べる際には、食べ過ぎに注意が必要になります。

れんこんの便秘解消効果について


れんこんに含まれている不溶性の食物繊維は、100グラム当たり1.8グラム、水溶性の食物繊維は、0.2グラムと、バランス的には、不溶性食物繊維がかなり多めに含まれています(不溶性と水溶性の理想が2:1なのに対して、れんこんは9:1)。そのため、れんこんを食べ過ぎてしまった場合、不溶性食物繊維を摂りすぎることになり、その結果、便が硬く大きくなって、排出しにくくなる心配が出てきます。不溶性の食物繊維を摂りすぎると、その分腸内の水分が吸収されてしまい、結果的に便の水分量が不足して、便が硬くなってしまうからです。

食物繊維のバランスから見れば、便秘解消効果はいまひとつと言えるかもしれませんが、れんこんには、ムチンという胃腸の働きをよくする成分も含まれていますし、水分も多く含まれています。胃腸の働きをよくすることも、水分を多く摂取することも便秘解消につながります。このことから、総合的に判断した場合、食べ過ぎにさえ気をつければ、れんこんは、便秘に対してそれ相応に期待できる食材といえそうです。

れんこんの便秘解消効果をさらにアップさせるために


れんこんの便秘解消効果をさらにアップさせるためには、水溶性食物繊維を多く含む食材と組み合わせて、不溶性食物繊維とのバランスを整えることがポイントになります。

水溶性食物線は、海藻類や山芋、里芋、オクラ、納豆などのネバネバ食材に豊富に含まれています。れんこんを食べる際には、それらの食材も併せて摂取するようにしましょう。

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