寒天に含まれる食物繊維の便秘への効果について

寒天は食物繊維が豊富だけど便秘に効くの?

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寒天に含まれる食物繊維と便秘への効果


寒天は、食物繊維が非常に豊富に含まれています。そのため、便秘によい食材であると考えられているようですが、食べ過ぎた場合、便秘が解消されるどころか、逆に便秘が悪化してしまう場合もあるようです。寒天の便秘解消効果について詳しくお伝えします。

寒天は食物繊維の宝庫


寒天は、天草やオゴノリなどの海藻類を、乾燥凍結させて作られています。寒天は、食物繊維でできているといっても過言ではないくらい食物繊維が豊富です。ちなみに寒天の食物繊維は、100g中80.9gと、これは食物繊維を豊富に含む食材の中でも、ダントツといえる含有量です。

寒天は、不溶性の食物繊維と水溶性の食物繊維の両方を含んでいますが、寒天の原料が海藻であることから、水溶性の食物繊維が特に豊富であると考えられています。残念ながら、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の割合については、不明となっています。海藻類は、分析するのが難しいということで、国の機関でも、海藻類の食物繊維に関しては、現段階ではデータが取れないようです。

明確な数値は、特定できませんが、海藻類にはすべて「低分子化アルギン酸ナトリウム」という水溶性食物繊維が豊富に含まれていることだけは明らかになっています。また、多くの海藻は、水に溶けるとドロドロ状になることからも、水溶性食物繊維が相当に多く含まれていると考えられています。

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寒天の便秘解消効果はどのくらい?


食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、それぞれ便通をよくするために効果的に働いてくれます。しかし、便秘解消効果については、水溶性食物繊維の方が優れているといえるでしょう。

不溶性食物繊維は、便秘予防には効果がありますが、すでに便秘の場合は、摂りすぎるとむしろ逆効果になる怖れも出てきます。不溶性食物繊維は、水分を吸収して何倍にも膨れ上がる性質があるため、適量ですと、便のかさを増やすことで、腸を刺激して便通を促す効果が望めます。

しかし、摂りすぎると、便のかさは増えるものの、便の水分が不足して、硬くなるため、排出が困難になり便秘を招きます。

寒天は、水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消効果に優れているといえるでしょう。しかし、寒天は、吸水力も極めて強いため、不溶性食物繊維も豊富に含まれていると考えられることから、寒天を食べすぎた場合は、不溶性食物繊維の摂りすぎによって、便秘が悪化する場合も起こり得るようです。

寒天の便秘解消効果をアップさせるためには?


寒天の便秘解消効果をアップさせるためには、より多くの水分を摂取することがポイントになります。寒天には、不溶性の食物繊維も豊富に含まれているため、水分を多めに摂ることで、不溶性の食物繊維の極めて強い吸水力による便の水分不足を補うことができます。

おすすめなのは、ごはんと一緒に炊く(米1合に対して寒天1グラムが目安)、みそ汁やスープに入れるという調理方法です。

寒天本来のまま食べ続けることは、食べ飽きて続けにくいですが、この方法ですと、寒天の存在感はほとんどなく、普通にごはんを食べたり、みそ汁を飲んだりする感覚で、寒天が摂取できるので、無理なく続けることができます。

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