おからの便秘解消効果について

便秘の解消におからが効果的な理由について

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おからの便秘解消効果


日本の伝統的な健康食品であるおからは、便秘の解消にも優れた効果が期待できます。そもそもなぜ、おからは、便秘の解消に効果的なのでしょうか?その理由や、おからの持つ数々の健康効果、摂取する際の注意点についてお伝えします。

おからが便秘の解消に効く理由


理由その1 不溶性食物繊維が豊富

おからに含まれる食物繊維の量は、100グラム当たり11.7グラムと、豆腐や豆乳などの他の大豆加工食品に比べ、ダントツといえるほど豊富に含まれています。おからに含まれているのは、不溶性の食物繊維で、水分を吸収して何倍にも膨れ上がる性質があります。おからに豊富に含まれる不溶性の食物繊維は、その性質によって、便のかさを増やす働きが望めるのです。

不溶性の食物繊維が不足すると、便のかさが足りなくなり、腸を刺激してぜん動運動をうまく働かせることができません。その結果、便を押し出すことができず、便秘になりやすいのです。おからを食べると、豊富に含まれる不溶性食物繊維の働きによって、便のかさが増え、腸をうまく刺激することができます。ぜん動運動もよく働くようになるため、便秘が解消しやすいのです。

理由その2 大豆オリゴ糖が豊富

おからには、腸内に棲む善玉菌(ビフィズス菌)の大好物である大豆オリゴ糖が豊富に含まれています。オリゴ糖には、いくつか種類がありますが、特におからに含まれる大豆オリゴ糖は、他のオリゴ糖よりも少量で善玉菌を増やす働きに優れているようです。大豆オリゴ糖があると、善玉菌は、大喜びでそれを食べて、盛んに増殖活動を行います。

善玉菌は増殖の際に、乳酸や酪酸、酢酸などの有機酸と呼ばれる酸を生成します。有機酸は、悪玉菌の繁殖を抑える、ぜん動運動を活発にするなど、便秘の解消に効果的に働いてくれます。

理由その3 大豆サポニンが豊富

おからに豊富に含まれる大豆サポニンにも、腸を刺激してぜん動運動を促し、便通をよくする働きがあります。便秘により発生しやすい腸内の活性酸素を抑える効果も望めます。

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おからにはこんな健康効果もある!


おからは、豆腐を製造する際に大量にできる豆乳の搾りかすです。搾りかすとはいえ、大豆たんぱく質や食物繊維、大豆レシチン、大豆イソフラボン、サポニンをはじめ、健康効果の高い成分が豊富に含まれています。それの成分の働きによって、以下のような健康効果が期待できます。

1.ダイエット効果

おからに豊富に含まれる不溶性の食物繊維による効果です。おからを食べると、胃の中で不溶性食物繊維が何倍にも膨れ上がるために、腹もちがよくなり、間食や食べ過ぎを抑えることできます。また、不溶性食物繊維は、血糖値の上昇を緩やかにする働きもあるため、糖尿病の予防も期待できます。

2.動脈硬化予防

大豆レシチンによる効果です。大豆レシチンは、不飽和脂肪酸の一種で、血管にこびりついたコレステロールを溶かし、血の流れをよくする働きがあります。

3.認知症予防

大豆レシチンによる効果です。大豆レシチンは、脳の神経細胞の材料になり、脳の神経を活性化する働きが認められているようです。

4.骨粗しょう症予防

大豆イソフラボンやカルシウムによる効果です。大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンと同じ働きが期待できるので、更年期障害の予防にも効果的です。その他にも大豆イソフラボンには、乳がん予防、高血圧予防、コレステロールの抑制、心臓疾患の予防などの効果も認められています。

5.老化予防&生活習慣病予防

ポリフェノールの一種である大豆サポニンの優れた抗酸化作用による効果です。

ただし、食べ過ぎに注意!


おからに豊富に含まれているのは不溶性食物繊維です。そのため、おからだけを食べすぎると不溶性食物繊維の過剰摂取となって、水溶性食物繊維とのバランス(理想は、不溶性:水溶性=2:1)を崩し、逆に便秘が悪化してしまう怖れが出てきます。

おからを食べる際には、水分を十分に摂取し、水溶性の食物繊維の多い海藻類なども一緒に摂るようにしましょう。

ちなみにおからの1日の摂取量の目安は、およそ50グラム量程度です。

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