糖尿病の人のオリゴ糖の摂取について

便秘に効くオリゴ糖だけど糖尿病でも大丈夫?

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便秘に効くオリゴ糖の糖尿病への影響


便秘解消効果が高いオリゴ糖ですが、糖尿病の場合でも摂取できるものなのでしょうか?糖尿病の場合、血糖値をコントロールする必要があることから、砂糖などの糖質の摂取を控える必要が出てきます。オリゴ糖も糖質の一種なので、どんなに便秘に効くからといっても、やはり糖尿病の場合は、砂糖と同様に控えるべきなのでしょうか?さらに詳しく見ていきましょう。

糖尿病に砂糖がよくない理由


糖尿病に砂糖がよくない理由は、砂糖を摂ると血糖値が急激に上がってしまうからです。砂糖に限らず、血糖値を急激に上げてしまう食材は、糖尿病の場合、摂取するのに注意が必要です。

糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンの働きが悪くなる病気です。インスリンには、血液中に含まれる糖質の量を一定に保つように調整する働きがあります。血糖値が急激に上がると、それだけインスリンの分泌量が増え、血糖値の上昇を抑えてくれます。

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糖尿病の場合、血糖値が急激に上がってもインスリンの働きがよくないために、過剰な分の糖質を処理することがうまくできず、血液中に糖質の量が増えたままの状態になります。この状態が高血糖です。高血糖が続くと、全身にあらゆる不調が起こります。症状が悪化すると、全身の臓器や血管を傷めることになり、深刻な合併症を引き起こす怖れが出てきます。

血糖値を急激に上げる食品については、血糖値の上昇度を示す指標であるGI値によって、知ることができます。糖尿病の場合は、GI値の高い食品は控え、GI値の低い食品を( GI値が60以下の食品が一応の目安です)を摂取することが望ましいようです。

ちなみに砂糖のGI値は、白砂糖109、グラニュー糖110と、高GI値に属しています。炭水化物や菓子類は、どれもGI値が70以上と高いです。

実はオリゴ糖のGI値は低い


オリゴ糖のGI値は、種類によって多少のばらつきがありますが。10〜40とかなり低い数値になっています。これは砂糖に比べると、相当に低い数値です。

そのため、オリゴ糖を摂取しても、砂糖のように血糖値を急激に上げる心配は、まずないと考えられます。過剰に摂りすぎない限りは、糖尿病の場合も十分に摂取可能です。

むしろオリゴ糖で糖尿病の改善も期待できる?


オリゴ糖が、直接、糖尿病を改善するというわけではありません。しかし、オリゴ糖を摂取すれば、便秘も解消しますし、何よりも腸内環境を善玉菌の多い理想的な状態に整えることができます。

善玉菌の中には、直接血糖値を下げる働きのあるものも発見されているようです。実際、腸内環境が改善されると血糖値が下がるという研究報告も出ています。

過度の摂取には問題がありますが、適量のオリゴ糖を摂取することは、便秘解消にも糖尿病改善にも、それ相応の効果が期待できます。

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