オリゴ糖とはちみつの便秘解消効果について

オリゴ糖 VS はちみつ!どっちが便秘に効く?

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はちみつとオリゴ糖の便秘解消効果を比較


オリゴ糖もはちみつも便秘によいことで知られています。では、いったいオリゴ糖とはちみつのどちらのほうがより便秘に効果的なのでしょうか?これから、詳しく見ていくことにしましょう。

オリゴ糖が便秘に効く理由


便秘を解消するためには、腸内に棲む善玉菌を増やし、善玉菌優勢の良好な腸内環境に整えることが大変に重要です。善玉菌が増えると、善玉菌が増殖の際に生成する有機酸が増えます。有機酸は、腸を刺激して、便通を促す働きや、悪玉菌を退治する働きを持ち、便通の改善と腸内環境の改善の両方に大変に役立っています。有機酸が増えれば増えるほど、腸内環境は良好な状態に整えられていき、スムーズな便通が得られます。

便秘になると、排出できずに腸内に溜まった状態の便に悪玉菌が群がって繁殖が盛んになるため、悪玉菌優勢の劣悪な腸内環境に陥りやすいです。すでに腸内環境が悪化しているために便秘になっている場合も十分にあり得ます。腸内環境のよしあしによって、便通のよしあしが左右される、といってもけして過言ではありません。そのため、便秘を解消するためには、善玉菌を増やすことが最も重要になります。

オリゴ糖が便秘に効くのは、腸内に棲む善玉菌を確実に増やすことができる点にあります。このことは、様々な研究機関による検証で明らかになっている事実です。例えば、日本栄養・食糧学会は、オリゴ糖を摂取する前は、約18%だった善玉菌(ビフィズス菌)が、オリゴ糖を摂取後1週間で約40%も増えたという調査結果を公表しています。ただし、摂取を止めると、1週間で元に戻ったということです。

善玉菌を増やせる栄養素は他にもあります。しかし、善玉菌を確実に増やすという点においては、他のどの栄養素もかなわないようです。

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はちみつが便秘に効く理由


はちみつには、オリゴ糖やグルコン酸、トリプトファンなどが含まれていて、これらの成分が便秘に効果的に働いてくれます。

グルコン酸は、有機酸の一種で、腸を刺激して便通を促す働きや、悪玉菌の繁殖を抑える働きが望めます。また、グルコン酸にも、オリゴ糖と同様に腸内の善玉菌のエサとなることで、その増殖を助け、腸内環境を良好な状態に整える働きが望めます。

トリプトファンは、自律神経の安定に関与する神経伝達物質のセロトニンの材料となる必須アミン酸で、トリプトファンを摂取し、セロトニンを増やすことは、自律神経の乱れが原因の痙攣性の便秘に効果的です。

便秘に効くのは、オリゴ糖とはちみつのどっち?


オリゴ糖もはちみつも、どちらも便秘に効きます。しかし、便秘解消ためにオリゴ糖を摂るのであれば、はちみつから摂るよりも、オリゴ糖そのものを摂る方が断然効率がよいです。

市販のオリゴ糖は、主原料の大部分がオリゴ糖であるのに対して、はちみつにはオリゴ糖以外にも様々な栄養素が含まれている分、オリゴ糖含有量は100グラム中たったの1.5グラムです。

当然ですが、大腸に送り込むオリゴ糖の量は、多ければ多いほど、ビフィズス菌を増やすことができます。

また、はちみつに含まれているオリゴ糖は、イソマルトオリゴ糖という種類のオリゴ糖で、オリゴ糖の中では吸収されやすく、大腸まで届きにくい点が難点であるといわれています。ただ、はちみつには、オリゴ糖以外にも各種ポリフェノールやミネラルなど含まれていて、数多くの美容健康効果が望めます。

できれば、両方を摂取するのが効果的ですが、便秘解消のために、あえてどちらか一つを選ぶとするのであれば、オリゴ糖の方をおすすめします。

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