わかめと妊婦さんの便秘について

わかめが妊婦さんを便秘の悩みから解放してくれる

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わかめと妊婦さん


わかめは、便秘に効くことで良く知られています。妊婦さんの便秘解消のためだけでなく、妊婦さんの健康維持やお腹の赤ちゃんの健やかな発育にとってもよい働きが望め、おすすめできる食材です。さらに詳しくお伝えします。

わかめが便秘に効く理由


わかめが便秘に効く、その最たる理由は、食物繊維が豊富に含まれているからです。わかめは、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでいます。

わかめに含まれる水溶性食物繊維は、アルギン酸とフコイダンで、どちらも腸内の善玉菌のエサとなって、その増殖を助けることで腸内環境を良好に整える効果が望めます。

また、便の水分を増やし便をやわらかくする働きもあります。同じく便をやわらかくする効果の高いマグネシウムも、わかめには豊富です。

善玉菌は、水溶性食物繊維をエサにして増殖する際に、乳酸や酢酸などの有機酸を生成します。これらの有機酸によって、悪玉菌の繁殖が抑えられます。また、有機酸は、腸のエネルギー源ともなります。腸内に有機酸が増えれば増えるほど、腸も元気になり、ぜん動運動も活発に働くため、排便そのものも非常にスムーズになります。

わかめに含まれる水溶性食物繊維であるアルギン酸カリウムとフコイダンは、わかめのヌルヌルした部分に含まれています。フコイダンは、わかめの根元である、めかぶの方に特に豊富に含まれています。

また、わかめに含まれる不溶性食物繊維は、セルロースで、便のかさを増やし、便通を促したり、腸内の不要物を吸着して便と一緒に排出したりする働きに優れています。

わかめを食べると、これらの成分の相乗効果によって、ごく自然に便秘解消へと導かれます。

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わかめが妊婦さんにおすすめの理由


わかめには、妊婦さんの健康維持やお腹の赤ちゃんの健やかな発育に必要な栄養素が含まれています。

わかめは、ヨウ素やカルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル成分が豊富です。ヨウ素は、甲状腺ホルモンに関与する栄養素で、精神を安定させ、肥満を予防する働きがあります。カルシウムは、お腹の赤ちゃんの骨や歯を丈夫にするのに必要な栄養素です。また、カリウムは、塩分を排出するため、妊婦さんのむくみを予防します。

さらにわかめには、βカロチンや、ビタミンC、ビタミンB群など、各種ビタミンも豊富に含まれています。

フコイダンは、腸の免疫細胞を元気にする、肝機能を向上させる、がん細胞を死滅させるなどの働きがあることで、最近注目されているようです。

ただし、ここに注意!


わかめなどの海藻類には、ヨウ素が豊富に含まれています。ヨウ素は、過剰に摂取すると甲状腺に異常をきたす心配が出てきます。妊婦さんがヨウ素を摂りすぎてしまうと、お腹の赤ちゃんの甲状腺の機能が低下するリスクが生じます。そのため、厚生労働省は、妊婦さんが1日に摂取可能なヨウ素の上限量を2200μgと定めています。逆に、1日に最低限240μgは必要であるともしています。

ヨウ素が不足してしまっても、お腹の赤ちゃんの甲状腺の機能が低下するため、上限を守って適量を摂取するのが望ましいです。

ヨウ素は海藻類の中でも特に昆布に多く含まれていて、乾燥昆布5グラムには12000μgも含まれています。水に戻した状態のわかめ10gには、およそ190μg含まれています。昆布とわかめを両方摂取する場合は注意が必要です。

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