牛乳と妊婦さんの便秘について

牛乳は栄養満点で妊婦さんの便秘対策にピッタリ

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牛乳と妊婦さん


妊婦さんの便秘解消には、牛乳がおすすめできます。牛乳は、便秘解消だけでなく、妊娠中の栄養補給やお腹の赤ちゃんの健やかな発育のためにも、とてもよい飲み物といえるでしょう。さらに詳しくお伝えします。

牛乳が便秘に効く理由


1.乳糖とオリゴ糖が善玉菌を増やすことで便秘を解消

牛乳には、乳糖とオリゴ糖が含まれています。どちらも小腸で吸収されにくく、大腸まで届きます。乳糖もオリゴ糖も、大腸で善玉菌のエサとなって、その増殖を助けるという働きが望めるのです。善玉菌は、増殖の際に副産物として、乳酸や酢酸などの有機酸を生成します。それらの酸が悪玉菌の繁殖を抑えてくれるため、腸内環境もより良い状態に導かれます。

さらに乳糖は、水分を取り込んで便を軟らかくするという働きもあります。同じくマグネシウムにも便を柔らかくする効果が期待できますが、牛乳にはマグネシウムも含まれています。

牛乳を飲むとこれらの成分の相乗効果によって、腸内は便秘を解消しやすい状態に整えられていきます。

2.自律神経のバランスを整えることで便秘を解消

牛乳には、トリプトファンという、自律神経の安定に関与するセロトニンの原料となるアミノ酸が含まれています。牛乳を飲むと、腸内でセロトニンも増え、そのことで自律神経が安定すると、腸の働きを活発にする副交感神経も正常に働いてくれることになります。

そのため、牛乳は、自律神経の乱れが原因で起こる痙攣性の便秘にも効果的です。

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牛乳が妊婦さんにおすすめの理由


完全食品といわれるくらい牛乳には、炭水化物、脂質、タンパク質(アミノ酸)、ビタミン、ミネラルが、バランスよく含まれています。

特に牛乳は、アミノ酸スコアが100と非常に優秀です。アミノ酸スコアは、人体に必要なアミノ酸(必須アミノ酸)が、その食品にどのくらいの比率で含まれるかを数値で表したものです。上限が100で、これは非常にバランスよくアミノ酸が含まれていていうことを示しています。

アミノ酸は、筋肉や骨、血管、皮膚、ホルモンなど、身体の各組織を作るために必要です。細菌やウイルスから身体を守る抗体を作るのにも必要です。牛乳は、妊婦さんやお腹の赤ちゃんに必要なアミノ酸を効率よく摂取することができます。

また、牛乳には、カルシウムも豊富です。妊婦さんは、お腹の赤ちゃんのためにカルシウムを通常よりも多く摂る必要があります。カルシウムが足りないと、母体からカルシウムをとって赤ちゃんに届けることになるので、骨や歯がもろくなります。妊婦さんのカルシウム不足を予防するためにも牛乳は効果的です。

ただし、ここに注意


確かに牛乳は妊婦さんの便秘解消や妊娠中の健康維持におすすめできますが、かといって、やはり摂りすぎには注意してください。牛乳に限らず、どんな食品であれ、必要以上に摂りすぎてしまうとバランスがおかしくなってしまいます。

牛乳も摂りすぎると、牛乳に含まれている糖質や脂質を摂りすぎてしまうことになり、カロリー過多になったり、血糖値が上がることになったりと、いろいろな悪影響が出る恐れがあります。(例えば、1日2リットル以上など、よほど大量に飲まない限りは影響はないようですが)

1日コップ1杯〜2杯(200ml〜400ml)が一応の目安です。

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