高齢者に多い便秘について

高齢者に多い便秘の原因とその解消法について

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高齢者の便秘


男女問わず、高齢者の方は、便秘でお悩みの方が多いです。それまで便秘とは無縁だった方が、高齢になってからひどい便秘を見舞われるケースも少なくりあません。特に高齢者の場合は、便秘が命取りになってしまう怖れもあるため、便秘解消のためにしっかりとした対策をとる必要があります。高齢者に多い便秘の原因とその解消法について、お伝えします。

老化が原因で便秘に


高齢者に多い便秘の原因は、「老化」にすべて集約できるといっても過言ではありません。高齢になると、身体全体が老化し、内臓の各機能も低下していきます。当然、腸の機能も低下し、ぜん動運動も不活発になるため、便秘しやすくなりす。また、老化によって自律神経の副交感神経のレベルが低下することも、腸の働きを鈍らせる一因になっています。

高齢になると、身体全体の筋肉量が減少し、腹筋をはじめ、肛門括約筋、骨盤底筋など便をスムーズに押し出すために必要な筋力も衰えてしまいます。そのため、便の排出が困難になることも便秘に関係しています。

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食が細くなる


高齢になると、食が細くなるため、その分便の量も少なくなってしまいます。便の量が少ないと、腸が刺激されにくく、便意を感じなくなるために便秘になりやすいです。

また、食が細くなることで、食べ物から得る水分の量も不足しやすくなります。加えて高齢になると、のどの渇きを感じにくく、飲み物から摂る水分量も不足しやすいため、ますます便の水分量が不足し、便が硬くなって、排便しづらくなるようです。

腸内環境が悪化する


高齢になると、若い頃に比べて、腸内の善玉菌の数が大幅に減ってしまいます。そのため、腸内環境が悪化しやすく、便秘になりやすいです。

ちなみに腸内の善玉菌の代表格であるビフィズス菌は、新生児の場合、ほぼ腸内に棲む腸内細菌の大半(99%)がビフィズス菌で占められています。しかし加齢に伴ってその数は減少し、個人差はあるものの、多くの場合60代では、ビフィズス菌の数がわずか1%にまで減少してしまうようです。ちなみに100歳以上の健康長寿を誇る高齢者の方は、腸内のビフィズス菌の数が多く保たれているようです。

その他


高齢になると、便秘だけでなく、身体全体に不調が起きやすいために、薬を飲むことも多くなります。薬の副作用で、便秘になるケースも非常に多いです。また、特に高齢者の便秘の原因として、見落とせないのが、腸そのものに深刻な疾患がある場合です。

高齢者に多い便秘の解消に欠かせない対策


1.腸内の善玉菌を増やす

腸内の善玉菌の代表格であるビフィズス菌を増やす食生活を心がけましょう。特に水溶性食物繊維やオリゴ糖を含む食品の摂取が効果的です。キャベツ、もずく、めかぶ、きのこ類などを毎日の食生活に取り入れましょう。ヤクルトなどの乳酸菌飲料も効果大です。

2.運動する

ウォーキングや筋肉トレーニングを無理のない範囲で毎日継続して行いましょう。小まめに身体を動かすことによって筋力の低下を防げます。

3.こまめな水分補給

喉が渇いていなくても、ちびちびと小まめな水分補給を心がけましょう。冷水は腸を冷やすので、白湯が適しています。

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