便秘と蕁麻疹の関係について

便秘が原因で蕁麻疹になってしまう理由について

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蕁麻疹


蕁麻疹の原因は、実に数多く存在します。便秘もその原因のひとつに含まれます。ただし、厳密には、便秘が蕁麻疹の直接的な原因ではなく、便秘によって腸内環境が悪化した場合に、蕁麻疹が起こると考える方が自然です。また、他の蕁麻疹の原因も、元をたどれば腸内環境に問題がある場合が非常に多いようです。さらに詳しくお伝えします。

蕁麻疹が発症するメカニズム


蕁麻疹は、様々な要因が刺激となって、肥満細胞に蓄えられているヒスタミンが放出され、そのヒスタミンが結果的に皮膚にダメージを与えることで発症します。

肥満細胞は、全身の皮膚や粘膜に幅広く存在しています。皮膚がダメージを受けると蕁麻疹になりますが、粘膜にダメージを与えられると、目のかゆみ、のどの腫れ、鼻水やくしゃみなどの症状が起こります。

蕁麻疹は、アレルギー性のものと非アレルギー性のものに大別されますが、発症のメカニズムは、ほぼ同じです。

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便秘で腸内環境が悪化すると蕁麻疹に


便秘になると、腸内に便が滞留するため、そこに群がる悪玉菌によって腐敗が進みます。腐敗が進めば進むほど、腸内は、悪玉菌が増殖活動を行う際に副産物として産出する毒素や有害物質でいっぱいになり、腸内環境は悪化していきます。

これらの毒素や有害物質が腸壁を通って、血液に紛れ込んで全身をめぐることになると、それらの毒素が、行く先々の皮膚に存在する肥満細胞を刺激してヒスタミンを放出させ、蕁麻疹が発症します。尚、このケースは、非アレルギー性の蕁麻疹です。

便秘が引き金になって発症する蕁麻疹の特徴は、毒素が全身をめぐるため、身体全身に症状が出る場合が多いです。

ただし、たった一度の便秘が原因で、即、蕁麻疹になるとは考えにくいです。その場合は、元々、腸内環境に問題があったために、便秘にも蕁麻疹にもなりやすかったと考えたほうが適切かもしれません。

腸内環境が悪化すると便秘にも蕁麻疹になりやすい


では、なぜ腸内環境が悪化すると、便秘にも蕁麻疹にもなりやすいのでしょうか?端的に言えば、腸内環境が悪化すると、腸の働きが鈍るためです。その結果、腸のぜん動運動が低下すれば便秘に、腸の免疫システムの機能が低下すれば、蕁麻疹になると考えられます。

悪化した腸内環境では、善玉菌の数が減ってしまっているため、腸が善玉菌の恩恵を受けにくくなることも大きく影響しています。

善玉菌は、腸に存在してる免疫細胞に働きかけ、免疫細胞を元気にする役割を果たしてくれています。善玉菌が少ないと、免疫細胞も元気がなくなり、免疫システムに狂いが生じやすくなります。

特にアレルギー性の蕁麻疹は、この免疫システムに狂いが生じると、引き起こされやすくなると考えられています。その場合は、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境が改善されれば、便秘解消とともに蕁麻疹の解消も望めます。

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