鉄分の摂取が原因の便秘について

鉄分の摂取が原因で便秘になる理由について

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鉄分が原因の便秘


鉄分は、身体にとって大変に重要な栄養素です。不足すると貧血を起こすだけでなく、便秘も招きやすいです。ただし、鉄分は、必要以上に摂りすぎると、逆に便秘になりやすくなります。なぜ、そうなるのでしょう?さらに詳しく見て行きましょう。

鉄分不足が原因で便秘になる理由


鉄分は、血液の中でも酸素を運ぶ役割を果たすヘモグロビンを作るのに必要な栄養素です。鉄分が不足すると、ヘモグロビンが不足するため、全身に十分な酸素を届けることができなくなります。鉄分不足のため、腸に十分な酸素が届かなくなると、腸はエネルギー不足に陥ります。その結果、腸の機能が低下し、排せつ機能が衰えるために、便秘になります。

また、貧血になると、身体は血液の水分を確保しようとして、水分を溜め込もうとするため、結果的に便の水分量が不足して、便が硬くなり排出が困難になります。そのこともまた便秘を招く一因といえるでしょう。

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鉄分の摂取が原因で便秘になる理由


貧血予防のために、鉄剤や鉄分のサプリなどを摂取して、トータルとして必要以上鉄分を摂りすぎてしまった場合、それが原因で便秘になることがあります。

鉄分には、身体に吸収されやすいヘム鉄と、吸収されにい非ヘム鉄があります。非ヘム鉄は、体内で吸収されにくく、胃腸に負担をかけます。その結果、胃腸の機能が低下して、便秘を招くことになるようです。特に一度に大量の非へム鉄を摂取した場合に、便秘が起こりやすくなります。

さらに、鉄分は、腸内細菌の善玉菌にもダメージを与え、その数を減らすため、そのことが原因で腸内環境が悪化して、便秘なる場合も少なくないようです。

一方、ヘム鉄は、身体に吸収されやすいため、非ヘム鉄に比べると、胃腸への負担は少なく便秘になりにくいと考えられています。

しかし、非ヘム鉄、ヘム鉄のどちらも必要以上に摂りすぎた場合は注意が必要です。特に一度に大量の鉄分を摂りすぎてしまった場合は、身体が拒絶反応を起こし、便秘の他にも、下痢や胃痛や吐き気などの不快な症状に見舞われる心配が出てきます。

さらに、鉄剤や鉄分のサプリを長期間、常用し続けた場合、余った分の鉄分が、身体の各組織に少しずつ蓄積されていきます。その蓄積量が過剰になった場合は、各組織にダメージを与えることになるため、それもまた注意が必要です。過剰に蓄積した鉄分が、腸にダメージを与えることになった場合は、それが原因で、腸の機能が低下して、便秘になる場合も考えられます。

貧血予防のために鉄分のサプリを常用する場合


しかし、便秘になるからと自己判断で鉄剤や鉄分サプリを控えてしまった場合、今度は貧血を招く心配が出てきます。

貧血予防のために鉄剤や鉄分のサプリを摂取する必要がある方は、便秘にならないように腸内の善玉菌を増やす努力が必要です。善玉菌を増やす効果の高いオリゴ糖、水溶性食物繊維、乳酸菌を含む食品を積極的に摂るようにしましょう。

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