帝王切開が原因の便秘について

帝王切開が原因で便秘になる理由について

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帝王切開が原因の便秘


年々、帝王切開で出産する女性が増加傾向にあるようです。その帝王切開が原因で便秘になるケースは、けして珍しくありません。なぜ、帝王切開で出産すると便秘になってしまうのでしょうか?さらに詳しく見ていきましょう。

帝王切開と便秘の関係


通常分娩でも、出産後は、多くの女性が便秘に悩まされます。ただ、帝王切開で出産した場合は、通常分娩で出産した場合と比べても、さらに便秘が重症化しやすくなるようです。特に出産後まもなくは、その傾向が強くなります。帝王切開が原因で便秘になる、その主な理由としては以下の場合が考えられます。

理由その1:うまくいきめない

帝王切開の術後の傷の痛みで、お腹に力が入らず、うまくいきめないために便秘になるというケースは、術後すぐによく見られるようです。そこに、いきむことへの恐怖心も加わることもさらに便秘を招きやすくしているようです。

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理由その2:手術後の癒着

帝王切開の手術をした際に、臓器癒着を起こすリスクが生じます。子宮は、腸や膀胱などの臓器と近いために、切開後に傷口が修復する過程で、それらの臓器との癒着が起こりやすくなるようです。今は、癒着を予防するため、帝王切開の際に「癒着防止フィルム」などの処置がとられているようですが、効果には限りがあり、効果が切れてから癒着を起こす場合もあります。

腸が癒着を起こしてしまった場合は、癒着した部分の便の通りが悪くなるため、便秘を招きやすくなるようです。

帝王切開による臓器癒着は、他の開腹手術に比べると、日常生活に支障のない軽度のものが多く、治療や手術は特に必要ないケースが大半を占めているようです。

帝王切開が原因で腸閉塞になる場合も


帝王切開による癒着の程度が重度の場合は、それだけ便の通りも悪くなるため便秘の状態もひどくなるようです。最悪の場合は、帝王切開の術後に、癒着が原因で腸が完全につまってしまう腸閉塞を起こす危険性も生じますが、確率的にはかなり低いようです。癒着が原因の腸閉塞は、術後すぐに起こる場合もありますが、術後何年も経過してから起こる場合もあるようです。

帝王切開の経験があり、頑固な便秘が続き、しかも痛みを伴う場合は、癒着を疑い、念のために一度専門医を受診してみてください。

日常生活に支障がない程度といっても、帝王切開により腸に癒着がある場合、便秘になるとさらに症状を悪化させ、腸閉塞を起こすリスクも高まるため、一刻も早く便秘を解消すことが大切になります。

帝王切開が原因の便秘解消法


帝王切開が原因の便秘解消法も、基本的には通常の便秘解消法とほぼ同じです。適度な運動、食物繊維の摂取、こまめな水分補給、オリゴ糖を含む食品(バナナやりんごなど)や発酵食品を摂取して腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を良好に保つ、などを心がけましょう。

やむを得ず、便秘薬を服用する場合は、腸を刺激して無理やりぜん動運動を起こさせるものは避け、便を軟らかくするタイプのものを選ぶようにしましょう。

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