ピルの服用が原因の便秘について

ピルの服用が原因で便秘になる理由について

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ピルの服用が原因の便秘


ピルは、経口避妊薬として用いられるだけでなく、PMSや子宮内膜症の治療のためにも用いられています。実はこのピルの服用も便秘の原因になります。ピルが原因の便秘の場合、便秘解消のために安易に便秘薬や下剤に頼るのは禁物です。なぜピルの服用が原因で便秘になってしまうのでしょうか?その理由や、ピル服用の際の正しい便秘解消法についてお伝えします。

ピルには便秘を招く成分が含まれている


ピルには、排卵をコントロールする成分が含まれていて、その成分が便秘を招くと考えられます。ピルの成分は、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンですが、便秘に関係しているのは、黄体ホルモンです。

元々黄体ホルモンは、体内で分泌されるホルモンですから、ピルの服用によって、体内の黄体ホルモン量が過剰になってしまう場合が起こり得ます。

そうなった場合、副作用として便秘を招きやすくなります。これは、黄体ホルモンに子宮の収縮を抑える働きがあるためです。その働きによって、腸の働きも抑えられ、ぜん動運動が働きにくくなってしまうのです。

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さらに、黄体ホルモンには、水分を体内に溜め込む働きがあるため、結果的に便の水分量も不足して、便が硬くなり、ますます排出しづらくなり、便秘を招きます。

ちなみに、生理前に便秘になりやすいのも、黄体ホルモンの分泌量が増えるためです。

ピルと便秘薬の併用は禁物


ピルが原因の便秘を解消するために便秘薬や下剤を使用するのはNGです。これは、便秘薬を飲むと、ピルの成分が吸収されにくくなり、避妊やPMSや子宮内膜症の治療効果が下がるためです。

また、避妊のためにピルを服用する場合は、1年や2年という長いスパンで服用し続けることなります。その期間中、便秘のたびに便秘薬を飲み続けることになると、便秘薬依存に陥りやすいです。同様に便秘効果の高い便秘茶もピル服用中は、避けた方が賢明です。

ピルの服用中は、自力で排便ができるような便秘解消法が望ましいです。

ピル服用が原因の便秘の解消法


ピルの服用中は、便の水分が不足しやすいので、通常よりも多めに水分を摂取するように心がけましょう。

また、便を軟らかくする働きのある、水溶性の食物繊維やマグネシウム、ビタミンCなどを含む食べ物(主に野菜や果物、ナッツ類など)を積極的に摂取するようにしてください。

ヨーグルトや漬物などの発酵食品やオリゴ糖を含むりんごやバナナなど、善玉菌を増やす働きのある食品も摂取し、腸内環境を良好な状態に整えることも大切になります。

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