服用している薬が原因の便秘について

服用している薬が原因で便秘になることもある

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薬の服用が原因の便秘


薬の服用が原因で便秘になってしまう場合もあります。特に病気の治療のために、ほぼ毎日継続して薬を服用している場合は、便秘との因果関係が強くなるようです。詳しく見ていきましょう。

薬が原因で便秘になる理由


多くの薬は、服用すると副作用として便秘を招きやすいです。これは、薬に配合されている成分によって、腸の働きが抑えられてしまうためです。

通常、薬は、病気の症状を抑えるために服用します。薬に配合される成分の種類は、もちろん、それぞれの病気によって違ってきます。しかし、病気の症状を抑えるのに有効的な成分の多くは、症状を抑えるのと同時に、胃腸などの消化器官の働きも抑えてしまうことになってしまうようです。

また、多くの病気は、免疫力の低下によって発症します。腸には、およそ70%近くもの免疫細胞が集中しています。病気になるほど免疫力が低下しているということは、それだけ腸の働きも低下していると考えられます。つまり、病気の状態は、便秘しやすい状態にあるといえます。そこに、薬の副作用が重なると、ますます便秘を招きやすい状態に陥ってしまいます。

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便秘の原因になりやすい薬


抗うつ剤(精神安定剤)

配合されている成分の副作用で抗コリン作用が起こると、副交感神経の働きが低下し、それに連動して、腸の働きも低下するために便秘を招きやすいとされています。

血圧を下げる薬

薬に含まれるカルシウム拮抗剤という成分が、やはり胃腸の働きを鈍らせ、便秘を招きやすくなるようです。

抗てんかん薬

副作用として消化器官の働きが低下するため、腸の働きも鈍り便秘になりやすいようです。

花粉症の薬

アレルギー症状を抑える成分による抗コリン作用で、腸の運動が抑制されるようです。

胃腸薬

胃酸を抑える成分炭酸カルシウムにより、腸の働きも抑えられてしまうようです。

鎮痙剤(痛み止め)

痛みを抑える成分によって、腸の働きが抑制されるために、便秘になりやすいようです。

風邪薬

長期間にわたり常用することはまずありませんが、便秘の原因になりやすいです。風邪の症状を抑える成分(抗ヒスタミンなど)により、胃腸の働きも抑えられるためです。

便秘薬

意外と見落としがちなのですが、長期間の常用が原因で、慢性的な便秘になります。便秘薬の成分が、平常時の腸の働きを鈍らせるためです。長期に渡り常用すると、薬なしでは腸がまったく機能しなくなる危険もあり、要注意です。

薬の服用が原因の便秘の解消方法


便秘の原因である薬の服用を止めることができれば、便秘が解消しやすいことだけは確かです。しかし、治療のためにそれができない場合も多いため、薬を服用しながら、便秘を解消する必要があります。もちろん、その旨を医師に相談すれば、便秘薬を出してもらえるかもしれませんが、それでは根本的な解消にはなりません。

薬の服用中の便秘解消法として最も望ましいのは、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることです。腸内環境が整えば、腸内の善玉菌のサポートが得られるようになり、腸そのものの調子もよくなるために、免疫力も向上し、便秘だけでなく病気の症状の改善にもつながります。

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