病気が原因による便秘について

何らかの病気が原因による便秘について

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病気が原因による便秘


病気が原因で便秘になってしまうケースも少なくありません。病気が原因の便秘は、主に器質性便秘に該当します。便秘の原因として考えられる病気についてお伝えします。

風邪(インフルエンザ)などの感染症が原因の便秘


風邪やインフルエンザなどの感染症を患った場合、自律神経が乱れたり、脱水を起こしやすく、その結果、腸の働きが鈍るだけでなく、水分不足にも陥って、便秘になりやすくなります。

この場合の便秘は一時的なもので、 病気の回復とともに腸の機能も元に戻ると、便秘も解消されるのが特徴です。

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腸の病気が原因による便秘


腸に何らかの病気があった場合は、その病気により腸の働きが低下するため、便秘の症状に見舞われます。便秘を引き起こす主な腸の病気は、以下の通りです。

過敏性腸症候群

主にストレスによる自律神経の乱れから生じる病気です。腸のぜん動運動が正常に機能しなくなるために、便秘になったり下痢になったりします。便秘の場合は、硬くコロコロした便になりやすいです。

腸閉塞

何らかの原因で腸が詰まって、食べ物が腸内をうまく通過できなくなる病気です。便秘により便が詰まって腸閉塞を起こす場合もありますが、腫瘍やポリープにより腸の通り道が狭くなったり、塞がれたりする場合もあります。便秘だけでなく、腹痛や吐き気、お腹の張りなどの自覚症状があるため、比較的判断がつきやすいです。

大腸憩室炎

大腸の憩室に便が詰まって、そこに細菌が繁殖し、炎症を起こす病気です。憩室とは、大腸の粘膜にできるポケット状の突起です。憩室がたくさんできてしまう状態が、大腸憩室症です。炎症を起こさない限りは、治療を要しませんが、憩室が障害となり、便の通りが悪くなるため、便秘になりやすいです。

腸ポリープ

腸壁にできる腫れものです。良性と悪性があり、良性は自然に消滅しやすいようですが、悪性はガン化するリスクがあります。ポリープにより便の通りが悪くなるため、便秘になりやすいです。

大腸がん

腸にできる悪性の腫瘍です。腫瘍により、便の通りが悪くなるため、便秘になりやすいです。腸内の悪玉菌が生成する有害物質により発症リスクが生じるという説があります。

それ以外の病気が原因による便秘


甲状腺の病気

甲状腺ホルモンの分泌が低下するため、甲状腺の働きが鈍る病気です。橋本病が代表的です。橋本病は、便秘に加え、抜け毛や身体のだるさが生じます。

子宮や卵巣の病気

子宮や卵巣は、腸の近くにあるために、子宮筋腫や卵巣のう腫などの病気により、子宮や卵巣が腫れたり膨らんだりするこで腸が圧迫されると、機能が低下し、便秘を招きやすいです。

頸椎症

首の骨が変形したり、椎間板に異常が生じることにより、脊髄が圧迫され各神経に支障が生じる病気です。下半身の神経に支障が生じた場合、便秘になる場合があります。

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