わかめと赤ちゃんの便秘について

わかめが赤ちゃんの便秘に効く!その理由とは?

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わかめと赤ちゃん


わかめは、便秘解消効果に優れています。赤ちゃんの便秘にも効果的に働いてくれるためにおすすめできます。ただし、赤ちゃんにわかめを与える場合は、気をつけたい点があります。さらに詳しくお伝えします。

わかめの便秘解消効果について


わかめには、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が、豊富に含まれています。水溶性食物繊維も不溶性食物繊維も、どちらもスムーズなお通じのために効果的に働いてくれます。水溶性の食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなって、その数を増やす働きが望めます。

善玉菌は増殖する際に、乳酸や酢酸などの酸を発生します。これらの酸によって、悪玉菌の繁殖が抑えられるため、便秘が解消しやすい腸内環境に導かれます。また、水溶性食物繊維は、便を軟らかくして排出しやすくする働きも持っています。

わかめに含まれている水溶性の食物繊維は、フコイダンとアルギン酸の2種類があります。フコイダンは、腸の免疫細胞を活性化させたり、肝機能を向上させたりする効果も認められていて、健康成分としても注目されているようです。フコイダンは、特にわかめの根元部分(めかぶ)に多く含まれています。

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わかめに含まれている不溶性の食物繊維は、セルロースで、便のかさを増やすことで腸を刺激して、便通を促す働きが望めます。また、腸内の食べかすや老廃物、細菌の死骸などをからめとって便と一緒に排出し、腸をキレイにする作用にも優れています。

赤ちゃんにわかめを与えると、わかめに含まれるこれらの成分の相乗効果によって、優れた便秘解消効果が望めます。

さらに、わかめは、赤ちゃんの発育に必要な各種ミネラルが豊富に含まれています。特に不足しがちな鉄分やカルシウムが多いので、赤ちゃんの便秘解消だけでなく、栄養補給のためにも積極的に用いたい食材です。

赤ちゃんにわかめを与える場合


わかめは、食物繊維が豊富に含まれている分、消化しにくく胃腸の負担が大きくなるため、生後6か月未満の赤ちゃんに与えることは控えてください。

離乳食後期(生後9か月〜生後10か月)から、与えることができます。その場合も、赤ちゃんに与える場合は、食べやすいように調理方法に工夫が必要です。

また、赤ちゃんに与えるわかめは、塩蔵わかめ(使用する場合は十分な塩抜きが必要)よりも、乾燥わかめが望ましいでしょう。

調理方法としては、乾燥わかめを水で戻した後、くたくたに煮てから、よくすりつぶしてください。

ただし、ここに注意


わかめを必要以上に赤ちゃんに与えてしまった場合、食物繊維の過剰摂取によって、便が軟らかくなりすぎたり、下痢になってしまったりする心配が出てきます。また、わかめには、ヨウ素も豊富です。ヨウ素は、赤ちゃんの新陳代謝を活発にするために有効な栄養素ですが、摂りすぎると甲状腺に問題が生じる心配が出てきます。

厚生労働省の指標では、赤ちゃんに必要なヨウ素の1日の摂取量の目安は130μgで、上限が250μgとなっています。ちなみに、水に戻したわかめ10gには、およそ190μg含まれています。ヨウ素は他の海藻類(特に昆布に多い)にも含まれているので、その点に注意して、摂取量を調整してください。

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