みかんやオレンジジュースと赤ちゃんの便秘について

赤ちゃんの便秘にみかんやオレンジジュースが効く

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みかん、オレンジジュース


赤ちゃんの便秘にみかんやオレンジジュースがよく効くといわれています。実際、 便秘の赤ちゃんにみかんやオレンジジュースを与えて、便秘が解消したケースは少なくないようです。ただし、赤ちゃんにみかんやオレンジジュースを与える場合、注意すべき点がいくつかあります。これから詳しくお伝えします。

みかんやオレンジジュースが効く理由


1. みかんやオレンジジュースにはビタミンCが豊富

意外と知られていませんが、実はビタミンCには、腸内の善玉菌の栄養源となり、その増殖を助ける働きもあります。善玉菌が増殖の際に、乳酸や酢酸などの有機酸と呼ばれる酸を産出します。有機酸には、悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整え、腸のぜん動運動を活発にする働きが認められています。

またビタミンCは、便を軟らかくする働きもあるようで、便秘で硬くなった便を軟らかくして排出しやすくする効果も望めます。

みかんやオレンジジュースを便秘の赤ちゃんに与えると、これらのビタミンCの数々の働きによって、便秘が解消しやすくなると考えられます。

2.果汁が便を軟らかくする

みかんやオレンジジュースの果汁には、果糖が含まれているため、浸透圧が高くなります。腸には、浸透圧を一定に保つために水分量を調節する働きがあります。浸透圧が高い果汁が腸に入ってくると、結果的に腸内の水分が増えるため、便が軟らかくなります。

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3.食物繊維が豊富

みかんやオレンジジュースには、水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維もビタミンCと同様に、腸内の善玉菌のエサとなってその増殖を助けることで腸内環境の改善に関与し、便秘解消へと導く働きが望めます。

特にみかんの袋やスジの部分には、水溶繊維(ペクチン)が非常に多く含まれています。ただ、みかんの袋やスジは、そのままでは赤ちゃんに与えることはできません。離乳食が完了した赤ちゃんでしたら、便秘解消のために、細かく刻んで食べやすいようにして与えることができます。

実際に赤ちゃんにみかんやオレンジジュースを与える場合


赤ちゃんの便秘解消のために、みかんやオレンジジュースを与えることができるのは、離乳食開始以降の赤ちゃんに限ります。個人差はありますが、生後5か月〜6か月くらいの赤ちゃんから可能になります。生後4カ月に満たない赤ちゃんに果汁を与えることは、食物アレルギーの発症リスクが生じるので、控えてください。

みかんを与える場合は、搾って果汁にしたものが最適です。オレンジジュースを与える場合は、ベビー用の100%天然果汁のものを選びましょう。オレンジを搾って果汁にしたものが最も理想的です。赤ちゃんの胃腸への刺激を考慮して、最初は、白湯などで2〜3倍に薄めてから与えるようにしましょう。

ただし、ここに注意!


みかんやオレンジジュースを必要以上に与えすぎてしまうと、ビタミンCの過剰摂取により、下痢や吐き気を引き起こす怖れが出てきます。ビタミンCは、他の野菜や果物にも含まれているため、トータルで摂取量の上限を超えないようにすることが重要です。

みかん1個におよそ35ミリグラムのビタミンCが含まれています。国立栄養研究所が定めている、赤ちゃんのビタミンCの1日の摂取量の上限は40ミリグラムです。

みかんやオレンジジュースの1日の一応の目安となる量は、果汁で10ml程度です。

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