赤ちゃんの便秘とアトピーについて

赤ちゃんの便秘とアトピーの深い関係について

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アトピーの赤ちゃん


赤ちゃんの便秘とアトピーには、密接な関係があるようです。便秘の赤ちゃんは、アトピーを発症しやすい傾向があります。すでにアトピー発症している場合も、便秘だと症状が悪化しやすくなるようです。逆に赤ちゃんの便秘を解消すると、アトピーの発症を予防でき、すでに発症している場合も症状の改善が望めます。さらに詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんのアトピーについて


赤ちゃんの肌は、非常にデリケートで、ちょっとした刺激によって湿疹ができたり、赤く腫れたりします。なので、アトピー性皮膚炎と乳児期の皮膚炎との区別がつきにくいです。乳児期の皮膚炎の場合は、月齢が進むにつれて、皮膚が強くなるために症状は自然と改善します。

便秘になると肌荒れしやすいので、それをアトピーと勘違いするケースも少なくありません。まずは、十分な見極めが必要になります。

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なぜ便秘だとアトピーを発症しやすいのか?


アトピーの発症のメカニズムについては、未だによくわかっていない部分も多々あるようです。ただ、免疫細胞が正常に働かず、誤作動を起こすことが、アトピーの発症に大きく関わっていることは、様々な研究により明らかになってきています。

そして、善玉菌の少ない乱れた腸内環境が、免疫細胞が正常に働かない原因の一つである考えられています。腸には、身体全体の実に7割近くもの免疫細胞が存在しています。その免疫細胞たちを正常に働けるようにサポートしているのが、腸内の善玉菌(主に乳酸菌)なのです。善玉菌の中には、L−92乳酸菌のように、免疫細胞に直接働きかけて、誤作動を抑えてアトピーの発症を防ぐ効果が実証されている菌種もあります。

いずれにせよ、腸内の善玉菌が少なくなると、その分、免疫細胞たちもサポートを得られなくなるため、働きが鈍り、誤作動が起こりやすくなると考えられています。

便秘になると、腸内に長い間便が滞留するために、そこに悪玉菌が群がって増殖が盛んに行われます。悪玉菌が増えると、悪玉菌が増殖の際に副産物として産出する毒素の影響によって、腸内の酸性度が下がります。これは善玉菌にとっては、非常に棲みづらい状況下に置かれ、結果、善玉菌はその数を大幅に減らすことになります。そうなると、免疫細胞も善玉菌のサポートが得にくくなるため、働きが低下し、誤作動を起こしやすくなるため、アトピーを発症したり、症状が悪化しやすくなるようです。

成長によって症状が改善する場合も


ただ、赤ちゃんのアトピーの場合は、まだ成長が未発達なために、元々、免疫細胞の働きが不十分で、それぞれの役割を担う免疫細胞のバランスがうまくとれないため、アトピーを発症しやすいと考えれています。成長とともに、このバランスが整ってくれば、多くの場合、症状は改善されるようです。通常1歳〜2歳くらいまでに症状が消えてしまう場合もあるようです。

善玉菌を増やし腸内環境をよくすると便秘もアトピーも解消しやすい


ただし、赤ちゃんの腸内環境が悪化した状態が続き、免疫細胞の働きのバランスが乱れたままですと、成長してもアトピーの症状が改善されにくくなるようです。

いずれにせよ、赤ちゃんの腸内環境をよりよい状態に整えることで、免疫細胞が正常に働いてくれるようになれば、便秘が解消し、アトピーの症状も緩和されることだけは確かです。

赤ちゃんの腸内環境をよくするためには、オリゴ糖や食物繊維を含む食品を積極的に摂取して、 善玉菌を増やす心がけが大切になります。

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